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夢を魅せる貴方へ

すべての夢を抱いて

 

まぶしいほどの白い光を浴びて

金の衣装に身を包む貴方の穏やかな笑顔が光る

 


会場中にこだます400人の拍手の音に抱かれ

白い扇をなびかせる貴方はまるで夢の人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世に生を受け 22年

お誕生日おめでとう

 

 

 

私が貴方と出会ったとき

あなたは16歳の少年だった

 


私たちの歳の差は6つ

 

すなわち貴方との初めての出会いは6年前に遡る

 

 

貴方と私を繋いだのは

当時Jr.だった3人組のオリジナル曲でした



先輩の後ろで踊る

貴方のダンスと愛らしい笑顔に

私の心は奪われた

 

 

当時はJr.の媒体は少なく

私は母と貴方の名前を必死に探し

名を知った

 



 

 

私が初めて貴方を目にしたのは

2017年の夏のコンサート

 


バックとして出演し

私は目まぐるしく移動する背中を追った

 


初めて肉眼で捉えたとき

貴方は黒い衣装を身に纏い

大人の雰囲気を漂わせていた

 

 

メディア越しに幼さの残る

まだあどけない表情を浮かべる貴方とは

全く違う顔をしていた

 

 

そう思いきや 

次の曲ではオレンジのベストを身につけ

明るい笑顔でキャンディーを持っていた

メディア越しに見ていた貴方そのままだった

 

 

 

数多の魅力を持つ貴方に魅了された瞬間

 

 

そのとき私は貴方に恋をした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が貴方と出会った2017年

 

その年は貴方にとって 転機だったように思う

凄まじい勢いで「ちびジュ」ではなくなった

 

 

秋には「ちびジュ」から選抜された5人で

先輩のバックとして固定で歌番組に出ていたね

メディアに長く映る貴方に

高揚したあの日

 

 

年が明け

あの夏から一年が経とうとしたあの日

 

愛しの貴方を含む14人はひとつの名前を得た

 

 

 

2018年6月9日

白いカットソーとデニムを身につけた貴方の前に現れた

「ちびっこ忍者」というテロップ

その光景は一生忘れられない

 

 

そして季節は巡り冬になり

貴方は「5忍者」というグループ名をもらった

 

グループに貴方がいたことに歓喜した

グループ名のかかれたポスターを手でなぞり

喜びで指先が震えた

 

少クラで

座右の銘は全力投球」

そう言っていたね

 

貴方の澄んだ瞳 今でも覚えている

 

 

 

 

「春には5人でコンサートがしたい」

「今はバックについてるグループと肩を並べてコンサートがしたい」

「5忍者でもっともっと上にいきたい」

 

そう言ってくれたことも私はしっかり覚えているよ

 

 

あのとき私は貴方と夢を追いたいと思った

 

私もそんな眩しい春を信じていた

「5忍者」が大きくなることを信じていた

 

 

 

 

 

 

でもそんな思いとは裏腹に

春、夏と季節が過ぎるごとにだんだんと

「5忍者」という言葉が使われなくなった

 

 

「少年忍者の5人」は

次第に別の5人を指すような言葉になった

 


貴方の位置が0番から離れていった

 


それでも貴方は0番にいるときよりも大きなダンスを見せてくれた

 

 

 

 

苦しい思いを必死に隠して

自分の中で瞬くだけを届けてくれた

 

 

 

 


明るい、とは言えぬ中

貴方と会えたのは19年のサマステ

美少年との合同公演

 


愛しの貴方の姿は本ステにはなかった

スモークの近くにある上手の小さな台にいた

 


沸るスモークを掻き分けるように

大きく、ガムシャラに踊る貴方が愛しくて愛しくてたまらなかった

 


私は貴方のことで苦しくなっていたのに

明るい笑顔を見せてくれた

貴方は私の光だった

 

 

そのときの貴方の 

 

俺を見て

 

そう訴える熱い眼差しが

今でも脳裏に焼きついている

 

 

 

あの夏 貴方は強くなった

今までの自分を超えた季節だった

 

 

 

そして秋のジャニ伝

 

この夏 真摯にお仕事に励んだ貴方に

舞い込んだひとつステージ

 


グループの外、日生劇場で見せた姿は

 

どこかいつもよりも大人びていて、覚悟を決めてたような顔をしていたように思う

 

 


貴方についていく

どんな場所にいても

わたしにとっては貴方がずっとずっとセンターだよ 

 

 

 

そう貴方に思いを届けた秋 

外部舞台が決まったのもこの季節だね

 


ジョセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート

 


少年忍者の中で、初めての外部舞台だった

 

 

どんな試練にも向き合い、自分を信じ

努力し続けた貴方を

見てくれている誰かがいた

 


そのことがただただ嬉しくて

画面越しに笑みが溢れた

 

 

冬のグッズに貴方の姿はなくとも

貴方なら素敵な22年を築ける

そう信じられたよ

 

 

 

そして春

少年忍者に3つの括りができた季節

これがこんなに長く続くとは

誰も思っていなかったんじゃないかな

 


グループを見たときに

いろいろな思いが巡ったのは事実

 

 

でも私はこのグループを見たときにね

貴方はこのグループを託されたんだ

そう思ったの

 

 

 

どんな苦難にもめげず、最後までやり遂げられる信念がある

私は貴方を心から信じていたの

 

 


少クラで8人がパリマニをやったとき

うちわくがセンターで始まった安心感

 


振り付けをしたり、構成を考えたり

不安を見せ隠れしながらも

突き進む貴方の背中は大きかった

 


「SNOW DOMEの約束」を見て

感動で身震いしたことは今でも

鮮明に思い出される

 


8人の持つ全てが合わさり

きらめいた瞬間だった

 

 

 

秋には先輩のコンサート、初めてのドラマ

バラエティ番組

たくさんのお仕事があったね

貴方がいろいろなことに挑戦する姿が

たくましかった

 

 

 

そして春の主演映画の公開のとき

 

貴方は

「ジャニーズとして生きていくからには

絶対にデビューします」

という言葉を残した

 


あの舞台は少年忍者のファンだけがいる場所では

なかった

 

でも貴方は揺るがぬ瞳で

そう言い切った

 


夏には少年忍者の久しぶりの有観客コンサート

 

貴方は「花言葉」でサザンカの花を紹介した

 


サザンカ花言葉

 “困難に打ち勝つ” 

 


公演が出来るか不安だった

けれど幕が開いてみんなに会えるとき

自然と笑顔になれた

困難に打ち勝った

 

僕と同じようにこの時間、この日が

少しでもみんなにとって

困難に打ち勝つための力になれれば幸せです

 

 


あなたが花言葉を伝えてくれた

 


この夏、私は高校受験の天王山にあった

 

毎日ただただ苦しくて

頭痛と腹痛と吐き気を感じない日はなかった

 

 


あの夏

貴方は確実に困難に打ち勝つための

私の原動力であった

 

 

その言葉がなかったら

私は今、この場所にいないと本気で思える

 


あの夏に、私たちへ

その言葉を届けてくれただけで充分だった

 

 

 

 

そして今から2年前の今日

貴方は成人を迎えた

 


貴方が20歳になって3日後にできた

 

オリジナル曲 「太陽の笑顔」

 

 

 

 

「未来をつなぐ道を進んでゆく」


そう歌いながら、弟組が0番に立つ

 


兄たちが築きあげて

未来をつなぐ

 

弟組が新たな追い風となって成長していく

 


そんな少年忍者の形が表れているようで

繰り返し聞いて、何度も涙した

 

 

歌詞の言葉ひとつひとつを拾い集めて

自分の思いに重ねた

 


何度見ても、色褪せず

22人の人生が混じり合わさったことの美しさ

 

貴方たちの全てに

 

ありがとう

 

と叫んだ日

 

 

 

 

 

 

年が明けると、貴方の主演ドラマが放送されたね

 


文豪少年「雪女の風」


エンドロールにいちばん最初に

貴方の名前があること

 

嬉しかったな

 

 

 

春には

 

ジョセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート

 

の再演

 


「僕じゃない!」

この声が日生に響いた瞬間、今でも覚えている

 


11月にジョセフの知らせを届けてくれてから一年半

その全てが思い出されたよ

 

 

 

 


そして6月

貴方は少年忍者のリーダーになった

不本意な理由だったのかもしれない

 


そこから少年忍者は瞬く間に

目を見張るほどの変化を見せた

 


貴方は最年長の在り方を模索していたように思う

 

夏には

 


ひとりに背負わせない

もう誰にも辛い思いをさせない

 

そんな最年長になるそう言ってくれた


21人という人数グループの最年長という

責任ある立場を引き受けることに

 

強い覚悟と大きな優しさを滲ませながら

紡いだ言葉

 

 

21人グループの最年長が 貴方でよかった

 

そう心から思ったよ

 


貴方の背中は大きく、頼もしかった

 


貴方が最年長のこのグループを

貴方が愛しく思う21人の少年忍者を

 

ずっと応援し続けると

 

私は誓ったのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方は最年長になってから

「夢」

という言葉を紡ぐことが多くなりました

 

 

 

貴方のプロフィール欄に紡がれた一言は

「夢を見せます」

 

 

 

夏に貴方が思いを込めた俳句

「せせらぎの 流れる先は 夢の人」

 


貴方の思う 少年忍者の未来は

「夢を見させる少年になる」

 

 

 

貴方が「夢」という言葉を口にするたびに

私は思う

 

 

 

 


貴方はもう十分に 夢を見せてくれています

 

 

 

 

どんな場所にいても

自ら輝く貴方の姿に夢を見せてもらいました

 

 

 

少年忍者が21人デビューを

目標に掲げてくれていること

 

主演舞台をしたこと

 

サマステのサポーターになっていること

 

オリジナル曲、オリジナル衣装があること

 

コンサートに行ったら貴方の声が聞けること……

 


その数々がすべて夢のようで

夢を追いかける高潔さを私に教えてくれています

 

 

 

貴方が夢をひとつひとつ体現する姿が眩しくて

ずっとずっと応援させてほしいって思うのです

 

 

 

 


西遊記の初日にも

貴方は「夢」を見せてくれました

 

 

 

SEVENのテーマ曲で

白い扇を持つ貴方が本当に夢のようで

 

泣いてしまいそうだった

 

 

 

 

そして

三法礼で下手に向かって一歩踏み出し

上手に向かって二歩踏み出したとき

私も貴方と同じことを思ったよ

 

 

 

 


貴方の努力 守ってきた物

積み上げてきた物があった

 


これまでの歩みを思い返して

自然と瞳が潤んだ

 


会場いっぱいの光を浴びる貴方が

ただただかっこよくて、輝かしかった

 

 

 

 

 

 

ファンの人がいれば前に進めます

これからも少年忍者とあなたと一緒に

歩んで行きたいです 

 


そうブログで言ってくれたね

 

 

 

私はこれからの未来を一緒に見つめていきたい

湧ちゃんの夢を、応援したい

 


そして

貴方が全部の夢を叶えるときに

私も夢を叶えていたい

 


貴方と共に未来へと走り続けたいから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


22歳 今日新しく開かれた世界に

貴方は何を思うのだろう

 


これからの未来

笑顔になれることも、己の前に立ちはだかる困難なことも

きっとたくさんのことが起こるでしょう

 

 


そんなとき

貴方はひとつひとつのことに向き合い

愛しい20人のメンバーのことを思って

歩み進めるのだと思う

 

 

 


どうか湧ちゃんが夢を追いつづけられる未来がありますように


愛しい人と笑っていられますように


たくさんの幸せが訪れますように


湧ちゃんにたくさんの愛が降り注ぎますように

 

 

 

 

20人の仲間と歩むこの道を

 

たくさんの愛と優しさを抱いて

 

 

貴方の追う夢を輝かせて

 

 


2023.11.26